医師の診療業務には健診と診療の二部門あります。一つは総合健診や人間ドックの問診、聴診、診察(予防診療)または胃カメラ、婦人科検診などの検査です。健診や人間ドックでは十分な問診や問診票から受診者の既往や生活環境、現症を聞き取り、過去のデータとの比較を行いながら適切な生活改善を勧めます。診療では、異常を見つけ指摘するだけでなく、受診者の病識を即座に見抜き、聞き入れてくれそうな行動や目標を設定しお話することや、異常でない点や他者より抜きんでる点を誉め、明日への自信に繋げることが肝要です。当院での「医師の予防診療の手順」は別ファイルをご参照下さい。当院ではその他に経鼻胃カメラ、婦人科検診(内診や経膣エコー検査など)、画像の読影などの検査だけで来て頂いている医師も多くおられます。
もう一つは保険診療です。主に健診や人間ドックで要精査や要再検となった受診者への検血やCT、エコー、胃カメラなどの画像検査などを行い、メタボなど生活習慣病にはエビデンスのある食事や運動療法などの生活指導を行います。癌や腫瘍の疑いなどで関連病院へ紹介することもあります。健診やドックのやり放しは絶対に許さず、結果への説明やフォローアップをすぐに行えるのが当院の大きな魅力です。また一般診療、主に内科疾患の診療も致します。数十年以上通院されている内科的慢性疾患患者さんの診療も行っていますが、風邪や胃腸炎などの急性疾患や感染症の初診は基本的に扱いません。
医師にはこの予防診療と保険診療のどちらかまたは両方をお願いしております。
当院では画像は全てPACSで保存管理し、高精細モニターにて読影しています。健診は全てデジタルデータ管理ですが、診療のカルテのみまだ紙媒体です。近く電子カルテを導入し、予約を含め全てデジタルデータ管理に変更する予定です。
全ての診療は予約制であり、13時までの午前中が中心ですので、予防医学に興味のある、ご家庭を持つ女医さんが勤務されるには理想的でないかと思います。また当院は人間ドック健診専門医研修施設に認定されていますので5年(または3年)勤務して頂くと専門医試験受験資格が得られます。2018年にも当院より取得された先生もおられます。また抗加齢医学、産業医、スポーツ医学に興味がありましたらその方面にも研鑽して頂ければ幸いです。診療は西中島クリニックと敬節クリニックの両施設ありますがどちらかだけでも結構です。
当院は医師とそれ以外のパラメディカルとの垣根をなくし、受診者への高い医療の質の向上を最も優先しており、受診者だけでなくスタッフとのコミュニケーションを大切にする医師にお越し頂きたく、現在非常勤であっても多くの先生方が職員とも連携しながら長年勤務して頂いております。
予防診療は一般診療と違い、年に一度など頻度が少ないですが、医師の至誠ある言動から受診者が自分の生活習慣や人生観を見直し行動変容して頂ける可能性があり、大きなやりがいを感じることが多いです。病気や疾病になる前の「未病を治す」という観点で一緒に診療させて頂ければ幸甚です。