乳癌の市民検診などで「視触診検査が廃止されました」のでご報告致します。
この度当センター長の高田が、昨年6月に枚方市医師会に視触診廃止を提案し、同年8月の委員会にて合意され、廃止が決定しました。
廃止の提案理由は、2018年厚生労働省が乳癌検診での視触診は推奨しないと改正され、大阪市など多くの市町村が廃止されるなかで、コロナ禍で受診者との直接接触を避け、受診率を増やして早期の乳癌発見が重要と考えたからであります。
今後益々乳癌検診が受けやすくなりますので、最低でも2年に1回の意義ある検診を受診して頂き、乳がん死を減らし、女性の人生観の向上に努めたいと考えております。
注意;
*枚方市市民検診での開始は今年2021年4月1日からです。
*枚方市は前年度乳癌検診の受診歴のない人なら「特例受診券」があれば今年度に受診できます。
*協会けんぽなど一部の企業健診では、視触診が必須となっている場合があります。
*視触診廃止に関する参考URLは以下です(2018年厚生労働省発信)。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000114067.pdf
*大阪市市民検診での「マンモグラフィ検診」は既に廃止されていますが、30歳台の行われている「乳腺超音波検診」では今も視触診は必要とされています。
ご不明な点がありましたら遠慮なくお問い合わせ下さい。
敬節会 広報課