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2022年9月8日

「新型タバコ」加熱式タバコと電子タバコの違いと有害性

新型タバコも有害です!!

加熱式タバコとは

加熱式タバコとは

代表的な製品

  • アイコス(IQOS)
  • プルームテック(Ploom TECH)
  • グロー(glo)

タバコの葉を加工したものに熱を加えてエアロゾル(霧状の粒子)を発生させ、その中に含まれるニコチンを吸うための製品です。タバコの葉に直接火をつけないため煙が出ないこと、また、髪や衣服ににおいがつきにくいことから、紙巻タバコから加熱式タバコに切り替える人も目立ちます。形や機能は違っても、加熱式タバコの中身は紙巻タバコと同じ「タバコの葉」なので、たばこ事業法でも「タバコ製品」として定められています。

■加熱式タバコの有害性

  • 様々な毒物(ニコチン・発がん性物質のニトロサミン、ベンゾピレン、ホルムアルデヒドなど)が検出されています
  • 紙巻きタバコよりも本人や周囲の方に害がないように宣伝されていますが、この宣伝に医学的根拠がない
  • 紙巻きタバコと同程度のニコチンが含まれているため、ニコチン依存症になる可能性があります

※ニコチンは、血液の流れを悪くしたり、脳の発達に影響を与える物質で、強い依存性があります

電子タバコとは

電子タバコとは

代表的な製品

  • ドクターベイプ(DR.VAPE) 
  • ビタフル(VITAFUL)
  • スムースビップ(SMOOTH VIP)

VAPE(ベイプ)とも呼ばれ、味や香りのある液体「リキッド」を加熱して、その蒸気を吸うための製品です。
リキッドの主な成分は、プロピレングリコールと植物性グリセリンで、どちらも食品添加物として広く使用されている物質です。
タバコの葉を使用しない為、ニコチン・タールを含みません。日本国内で販売されている電子タバコは、たばこ事業法では、「たばこ類似製品」と定められ、法律上はタバコではありません。他にカートリッジ式・使い捨て式があります。

■電子タバコの有害性

  • 食品添加物として使用する分には安全性が高いとされていますが、加熱して肺の奥に吸い込んだ時の安全性まで保証されていない
  • 蒸気から発がん性物質のホルムアルデヒドが検出されたケースがあります
  • 国立がん研究センターの調査では、電子タバコを使用した人は、使用しなかった人より禁煙成功率が38%少ないのです

以上の内容をふまえ紙タバコだけでなく、新型タバコも吸わないことがベストです。

新型タバコも有害です!!