コラム
2023年6月9日
MCI検査(認知機能セルフチェッカー)について
MCI(認知機能障害)とは?
常者と認知症の中間にあたる段階で、認知障害に問題が生じていますが、日常生活には支障がない状態のことです。
65歳以上の方の4人に1人が認知症またはその予備軍であることが明らかとなっています。認知症は治療が難しいからこそ、健康なときから定期的に自分自身の認知機能を把握し、予防・対策をとっていくことが大切とされています。
認知症予防のカギは「MCI」の早期発見
認知症(代表例:アレツハイマー型認知症)の進行は非常に遅く、10~20年かけて徐々に進行していきます。
また多くの場合、認知症を発症すると完治させるのが難しい現状です。
「MCI(軽度認知障害)」をそのまま放置すると、5年後におよそ4割の方が「認知症」へ移行すると言われ、逆にMCIの段階で対策(生活習慣の改善等)を行うと、14~44%の方が健常な状態まで回復したという研究報告があります。
認知症は治療が難しいからこそ、健康な時から定期的に自分自身の認知機能を把握し、万が一認知機能に低下がみられた場合でも、適切な対策をとることが大切です。
MCI検査(認知機能セルフチェッカー)について
【検査内容】
認知機能を「記憶力・判断力・空間認知力・言語力・計算力」の5つのカテゴリーに分けて、合計12~15問の認知課題をⅤR画面上で出題します。
ⅤR内で出題される認知課題に対して「視線だけ」で解答でき、正解と思うものをじっと見つめるだけ検査時間はわずか5分間と短いため、どなたでも気軽に検査していただくことが可能です。
【検査料金】
3300円(税込)